Interview

人との出会いが繋いだキャリア
スポーツと仕事、成功の共通点を体現したい

Member

ゲスト

Shun Shimogawara

インタビュアー

社会人野球選手から営業職への転換

これまでの経歴について教えてください

下川原

大学を卒業後は地元である北海道にUターンし、製鉄会社の関連会社へ総務職として入社しました。小学校から大学まで野球をやっていたのですが、社会人野球の選手として声が掛かり、仕事しながら野球できる環境での就職です。プロになるという思いを持って取り組んでいましたが、残念ながらドラフト会議で指名されることはありませんでした。。4年間そちらで勤め、引退と共に転職しました。そのまま会社に残ることもできたのですが、色んなこと、好きなことにチャレンジしたいと思ったんです。
それから再び東京に出て、人材派遣会社で2年、SaaSツールを扱うIT会社で1年半、いずれも営業職として勤務しました。異業種での転職は、もともと営業という仕事に興味があったためです。総務として新卒向けの企業説明会を行う機会があったのですが、その経験から人に何かを伝えることは楽しいし、自分に合っていると思いました。そして2024年7月、AthReeboに同じ営業職として転職して現在に至ります。

なぜ、AthReeboの転職を決めたのでしょうか?

下川原

最初のキッカケは、ゴルフコンペで代表の金沢と同じグループになったことです。事業自体にも自分の経歴と親和性を感じましたが、とてもバイタリティがあり、僕の周りにはいないタイプの人だなと感じました。ただ、金沢と仕事をすることで自分を成長させるきっかけになると思いました。
金沢は何事も徹底していて、自分で決めたことは必ず守ってやり抜きます。例えば、身に付けるものや持ち物はすべてピンクですし、ゴルフでは絶対にカートに乗らず歩くんですよ。突き抜ける人、成功する人は、きっとこうなのだろうと思いました。誰と一緒に仕事するかはとても重要ですが、金沢の近くで一緒に取り組めれば、他にも多くのことを吸収できるのではないかと思ったんです。
正直に言うと、当時まったく前職を辞めるつもりなかったし、不満も何もありませんでした。それでも次のステップに進もうと思ったのは、この出会いが大きいです。

スポーツ業界という点では、どのような部分で魅力を感じましたか?

下川原

もともと、スポーツ業界にも少し興味は持っていました。特に野球をやめて前職に勤めていたときに、アスリートのセカンドキャリア問題を強く感じたんです。アスリートは競技だけに打ち込んできているから、自分に何ができて、何が強みなのか分かりません。だから一歩が踏み出せず、合わない仕事をしている人は多いと思います。ですから、そういうアスリートを手助けできたらとは考えていました。
一般的に、アスリートはずっと体育会系だったということから、営業などの職種に特性があると思われがちです。でも実際のところ、そういう人ばかりではありません。この認識があると、職種のミスマッチが起こってしまうのではないでしょうか。内向きなことが得意な人もいるし、外向きなことが得意な人もいる。その辺の見極めが、とても重要なのではないかと思います。ですから、仕事を通じて色んなアスリートと関わる中で、私自身が一つの参考になれたらと考えているんです。

営業はもちろん、社内のあらゆる業務に携われる環境

現在は、どのような仕事を担当されていますか?

下川原

AthTAGという、アスリート支援事業の営業を担当しています。主に、プロジェクトに賛同してくれる企業の開拓ですね。オフラインのイベントへ参加したり、架電やメールでアプローチしたりといったスタイルになります。
その他には、参画企業様とのやり取りやアスリートとのやり取りも担当しております。AthTAGにご参画いただいた企業様に満足していただけるように色々な企画を考えたり、アスリートがAthTAGに関わって良かったと思ってもらえるように試行錯誤しています。

前職までの仕事との違いは、どのような点にありますか?

下川原

AthReeboで働くようになって、会う人の属性が幅広くなりました。また、先ほどお伝えしたような形で、営業のスタイルや難易度も違います。色んな方々とオフラインで話せる機会が増えたのも、一つの変化ですね。
例えば人材業界ではルートセールスに近く、だいたい同じお客さまと継続して接していまいした。定期的にコミュニケーションを取りながら、追加でご依頼を頂くというのが主な役割です。一方、ITでは問い合わせが多いのと、The modelの形になっているので、インサイドセールスが取得したアポイントに対してご提案をしていく形が多いです。また、Zoomで話すことがメインなので、直接お話する機会は多くありません。また、業務効率化ツールを取り扱っていたことから、バックオフィス系や受発注部署など、相手の職種・部署も特定的であることが多かったかと思います。

小規模な組織の良いところ、難しいところがあれば教えてください。

下川原

良いところとしては、業務領域が広いところでしょうか。営業とはいえ、カスタマーサクセスのような仕事もありますし、イベントの企画運営などにも携わっています。社内の色んなことを経験できるのは、小規模だからこそといえる面白さですね。
一方で、やはり業務領域が広いわけなので主体的に取り組まなければスピード感について来れないと思います。日々変化があるからこそ、常に目まぐるしさを感じます。向き不向きではありますが、これが合わない人もいるでしょう。

ビジネスで成果を出し、影響力のある人間になりたい

今後の目標について教えてください。

下川原

これまでの仕事では、営業として自社のサービスを多くのお客様に利用いただくことを考えて取り組んできました。ただ、現在は単なる営業ではなく、会社として行っているプロジェクトや会社が行っている事業のあらゆる部分を担当している感覚があります。これまでと比べて大変なのは分かっていますが、チャレンジしてこれを乗り越えていきます。そうやってプロジェクトを大きくすることでこそ、アスリートと企業様も含めた全員が報われるはずです。
また、先ほども少し触れましたが、初めて代表の金沢に会ったとき、大きな影響力を持つ人だと感じました。一緒に仕事をする中で、私自身もそういう影響力のある人間になりたいですね。もともとプロ野球選手を目指して実現には至りませんでしたが、今度はビジネスという観点で、同じくらい影響力のある人間になろうと思っています。
スポーツと仕事では、成功するための思考に共通点があると思っています。私は社会人野球を経て、26歳でほぼ新卒のような形からスタートしました。アスリートからビジネスへ転身して頑張っている姿を見てもらうと共に、成果を出すことで、その共通点を体現する人間になりたいです。

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