Interview

0から組織を創り上げていく環境
大きな求心力と影響力のある人間を目指す

Member

ゲスト

Takuma Kusuki

AthReebo株式会社 営業研修 事業責任者

インタビュアー

入社のキッカケは1冊の本との出会い

これまでの経歴について教えてください

楠木

0歳から約20年以上、ずっと水泳をやってきました。選手として、学生時代に日本一を経験したこともあります。しかし、2021年に開催された東京オリンピックの手前で引退し、オリンピック出場という目標は果たすことができないまま、現役を退きました。当時は感じませんでしたが、完全に水泳から逃げていたのだと、今になっては思います。正直「やっと解放されて、自由なことができる」とむしろワクワクしていたくらいです。

新卒で入社したのは、三井不動産という財閥系の大手不動産会社です。その後、不動産売買仲介の上場企業に転職。主に管理職を約2年ほど経験させていただきました。そして、2022年5月からAthReeboで勤務をしています。

なぜ、AthReeboで働くことを決めたのでしょうか?

楠木

ずっと水泳で日本一や世界一を目指してきましたが、とにかく「1番になりたい」「人よりも上の成果を出したい」という気持ちが強かったんです。

こうした根底にある気持ちは、仕事の上でも同じでした。
水泳は個人競技だったため【自分が頑張った成果は、全て自分に返ってくる】世界でした。しかし、社会人になって初めて、自分以外の誰かと、成果を一緒に作り上げるということを経験し、その難しさと、頑張っても成果に反映されないもどかしさをずっと感じていました。
祖父、父親が経営者ということもあり、自身でも「何かやらないと」という漠然とした想いはあったため、会社員時代から起業や複業を考えてコンサルやオンラインサロンなどにも参加したのですが、残念ながら収益にはつながらず、残ったのは900万円以上の負債だけ。そんなとき、代表である金沢の著書「超営業思考」を読んだんです。
この本はテクニックを紹介するようなものではなく、金沢の実体験が書かれています。その中で、金沢の持つ影響力や多くの著名人との繋がりを知り、「保険の営業マンがなぜこんな人たちと関われるのか?」と興味を持ちました。そこで、直接連絡を取って会う機会をいただきました。その時に、金沢と一緒に仕事すれば、きっと成功の糧になる。言い方は悪いかもしれませんが、自分自身の成長のために、金沢という影響力を活用させてもらおうと思ったのが本音です。そこで、トントン拍子でAthReeboに入社することを決めました。
また、私は自分が社会において【求心力と影響力のある存在になりたい】という想いが強いため、ほとんど0から立ち上げる組織という点は魅力的でした。

前職までと比べると小規模な組織だと思いますが、良い点と悪い点を教えてください

楠木

悪い点としては、0から自分でやらなければいけないことでしょうか。主体性がものすごく求められますし、自由度が高くて裁量があります。本来、自身の給料は、お客様からいただいた売上からしか出ないわけですから、本当は当たり前なことなのですが、会社員時代は全く考えたこともありませんでした。実家暮らしと一人暮らしみたいなもので、この環境が合う、合わないという人はいると思います。
一方、実力の世界なので、いくらでもチャンスがあります。成果を出せば評価される点は、AthReeboの良い点ではないでしょうか。また、金沢にとっての“当たり前”の基準が高いので、とにかく必死でくらいつけたら一気にレベルが上がります。スポーツでも同じで、強豪校かそうではない学校で同じ練習をしても、強豪校の方が根本的なレベルが高いと思うので、絶対強豪校の方が強くなれます。【人は環境の生き物】という言葉がそのまま映し出されていると思います。もちろん簡単ではありませんが、求められるものが高いからこそ大きく成長できるはずです。そして、金沢の影響力を活用させていただいているからこそ、自分が一人では難しいことも、スピードを持って実現することができます。

ゼロからの事業創出で得られた成長

これまで取り組まれてきた仕事内容を教えてください

楠木

入社した当時は事業も正式には稼働しておらず、まさにAthReeboという箱しかない状態でした。「どうやって自分の給料を稼ごうか?」という状態からスタートしたわけですが、入社して3~4ヵ月くらいで金沢の営業研修をサポートすることになったんです。セミナーの企画から当日の運営、その後の個別相談など担当しましたが、その中で顕著に感じたのが、みなさん、その場で「学べた」とは仰っていただけたものの、目に見えた成果に繋がっていないことに気づいたんです。
成果にコミットしなければ、クライアント様は満足してくれない。満足していただけないと、継続もできない。そのときの研修は1日完結型のものでしたが、もっと細かくサポートをしなければいけないと考え、2023年1月から、1回10人程度の少人数で、しっかりコミットさせていただく3ヵ月間の講座に事業を設計し直しました。しかし、それでも「学べた」で終わってしまい、結局、どうやって実践に落とし込めば良いかクライアント様も分からない状態だったので、現場で実践ができず、成果には繋がりませんでした。
そこで、もっと成果にコミットできるよう【再現性】と【圧倒的な成果】をテーマに、2023年5月から個別コンサルティングにしました。セールとマネジメント向けの、パーソナルトレーナーのようななものです。これが上手くはまり始め、今では業界でも圧倒的に成果を出してくれる人が出てきたんです。現在は、この研修事業の責任者を務めています。

AthReeboに入社して成長した、変わったと思える部分はありますか?

楠木

以前は知ったノウハウやテクニックを周囲に発信するだけだったのが、今は実体験をもとに語れるようになりました。その重要性に気付けたことも、一つの成長だと思います。
また、代表の金沢は、とにかく決めたことをやり抜く人です。当たり前のことを、当たり前以上にやる。どんなに苦しくても、必ず達成します。その背中を見てきたからこそ、私自身も同じように、決めたことをやり抜けるようになりました。まだまだできていないところが日々露見して、その度に自身のレベルの低さを感じながら、同時に伸び代も感じています。その経験も、また実体験として語ることができています。

水泳で成し得なかったことをビジネスで

今後の目標を教えてください

楠木

私は人生を通して、求心力と影響力が欲しいと思っています。水泳でも、本当は1番になりたかったのではなく、人から認められ、褒めてもらいたくて頑張っていたんですよね。

結果として日本一にもなれましたが、正直、そのレベルでは何か変わるということはありませんでした。そして、水泳では達成できなかったもどかしさ、逃げた情けなさを、ビジネスで挽回したいと考えています。
スポーツは勝負の世界なので、人に勝ち、そして負かすことが必要です。でも、ビジネスは勝ちと勝ちの世界だと思っています。自分の成果はクライアント様の成果ですし、クライアント様が勝たなければ自分も勝てない。クライアントの成果が出なければ、誰も私を評価してくれませんし、誰も得をしません。しかし、クライアント様が成果を出せば、周りの人まで幸せになり、最終的に僕のところに返ってくるんです。当たり前な法則かもしれませんが、僕はこのことに気づいたのは、本当につい最近でした。だから今は、僕と関わる人を必ず圧倒的に勝たせるために、私自身も全力で努力しています。
もちろん会社としても目標があり、10年以内の上場を視野に入れています。もちろん上場は目的ではありませんが、「自分はここまでやったぞ」という一つの証として、また、これから社会に出る引退したアスリートのためにも、影響力の一つとして、目標にしています。そして、10年以内に10憶円規模の事業を作り、【アスリートと社会を繋ぐパイオニア的な存在になる】と決めて、日々努力しています。

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