2025年10月16日（木）、第13回AthReebo経営者交流会を開催し、元プロテニスプレイヤーの伊達公子氏と株式会社トリドールホールディングス代表取締役社長兼CEO・栗田貴也氏による特別対談を実施しました。

対談では、世界のトップで戦った伊達氏と、8坪の焼き鳥屋から時価総額4000億円超の企業を築き上げた粟田氏が、それぞれの成功への道のりと共通する思考法について語られました。意外にも二人とも最初から順風満帆ではなく、伊達氏は高校1年の秋まで優勝経験がない「遅咲き」、粟田氏も創業から10年は苦しい時期が続いたことが明かされました。

その軌跡を通じて二人が強調されたのは、「自分の強みと向き合うこと」と「非効率を恐れない覚悟」という点でした。伊達氏のライジングショットも、粟田氏の店内製麺というこだわりも、一見非効率に見えながら、それこそが差別化の源泉となったのです。さらに「運は使っていくと増えていく」という伊達氏の言葉に象徴されるように、チャンスを見逃さずに掴む力、そして躊躇なく決断する勇気の重要性についても語られました。その姿勢は、スポーツとビジネスという異なるフィールドを超えて共通する、普遍的な成功の法則といえます。

AthReeboでは今後も、アスリートの経験を通じて、ビジネスに活かせる思考法や姿勢を学ぶ機会を提供してまいります。